新産業がどうして日本には生まれないか

グーグルがついに、ゲーム業界に本格進出することになった。ゲームの専門家などは、日本のソニーや任天堂はグーグルの進出で、もう、ゲーム業界では、マイナーな存在になってしまうとコメントをする人も多い。

ついに、日本の得意分野の1つであるゲーム業界までも、アメリカにやられてしまう日が来るかもしれない。

この現象を日本の技術力の衰退だとか、若者のゆとり教育の結末とか、そんな単純なことを言う人がいる。

しかし、これらの意見は、明確に間違っていると思う。

日本のゲーム業界が、グーグルのような、会社にやられてしまうような状況に陥ってしまったのは、20年もの間、デフレ不況をやってしまったからだ。

緩やかなインフレで、新産業が生まれやすい経済状況を作らなかったから、日本ではグーグルのような会社が生まれなかった。

アメリカは、デフレを20年なんかやっていない。

常に緩やかな経済成長を続けて、新しいベンチャー企業がどんどん生まれた。

この結果が、今のゲーム業界の状況を生んでしまった。

この状況を見て、絶望的に見える人がほとんどだと思うが、まだまだ、日本経済には、可能性が残されている。

近年、日本のデフレ不況の中でも、すごい勢いで成長した産業がスマホ対応の電子コミック産業だ。

この分野の成長を後押ししたのは、一部のオタク層から絶大な支持をうける同人誌人気があったからだ。

人気同人サークルのまろん☆まろんなどが制作した無視せざるを得ぬ町…っ!などが大ヒットしたおかげで、今では、アダルトコミックは、ほとんどの人がスマートフォンで視聴するようになった。

電子コミック産業がこれだけ発達したのは、人気同人サークルのアダルトコミックが魅力的だったからだといえる。

これは、ゲームの世界でも同じで、しっかりとインフレに戻し、サラリーマンがたくさんの月給とボーナスをもらえば、子供たちのお小遣いも増える。

そうすれば、ゲームも売れるし、新しいハードを開発する会社も増えるはず。

そうやって経済を活性化すれば、グーグルに負けないレベルの昔のソニーのような会社が日本経済にも生まれるはずだ。

だから、デフレ経済からの脱却を日本政府は急ぐ必要がある。